時を翔ける青年withカラス

本記事は千葉大学のサークルであるCCSの2022アドベントカレンダーの9日目です!

adventar.org

昨日の記事はこちら↓

qnecktie.hatenablog.com

初めに

 実はちゃんとしたブログの記事を書くのはこれが初めての暁(あかつき)です。いろいろ至らないところはあるとは思いますが大目に見てください。

 さて、保険を掛けておくのはこのくらいにしておいて本題に入ります。

 この記事の目的はあるゲームをより多くの人に知ってもらい、あわよくばプレイして欲しいというものです。そのゲームとは・・・

KEIZOさん作 「ASTLIBRA ~生きた証~」。

上にある通り今年2022年10月13日にsteamで待望の製品版が遂に発売されて今アツいゲームの一つですが、もともとはフリーゲームで今でも遊ぶことができます。むしろ気軽にこっちから遊んでほしい。

freegame-mugen.jp

ジャンルとしてはファンタジー世界を舞台にした横スクロールアクションRPG。昔はあまり横スクロールアクションがなくってそれなら自分で作っちゃえと制作されたらしい。ところがその先が長かった。

 実はこのゲームC++とDXLibを用いて合計14年かけて制作された大作!(実は自分がゲーム制作に興味を持ったきっかけの一つだったり…)その分よく練られたゲームシステムやストーリーのこだわりが見えフリーゲーム夢幻で総合評価96.4点!フリーゲームランキングではRuina洞窟物語を抑えて連日1位!なので既にに知っているという人もいるのではないでしょうか。

このゲームの魅力

 いかに人気なゲームかを示されたところで「へぇー」で終わってみんなポケモンSVやスプラ3を続け忘れ去るというのが目に見えているのでここからはこのゲームの魅力を語っていきたいけど、思うがままに書いてたらすごく長くなってしまったため泣く泣く編集(大幅カット)して一番の魅力を紹介。それは・・・

ギャグ込み鬱込み感動込みのストーリー

 主人公(中性的イケメン)の目的はただ一つ、どこかにある故郷を見つけ出して幼少期に分かれた生死不明の幼馴染(美少女)に再会すること。

 このゲームに一番引き込まれる要因はとにかくこのストーリーの続きを見たい!いったいいつ主人公は救われるのか?!という先への期待。そう、このゲームの主人公、中々に過酷な目にあいます。

~あらすじ(ネタバレとは言われにくい範囲で)~

 先ず主人公は孤児ということもありいじめられていました(スタートラインで既に不遇)。そこで唯一親しくしてくれたのは同じく親がいないと言う女の子「アヌリス」。二人で仲良く過ごしますがそんなある日、主人公が住む村を突然ボス級の魔物が襲い、町は火の海に。幼馴染と逃げるも見つかり、攻撃された記憶を最後に気を失います。

魔物に襲われた主人公と幼馴染(勝てるわけがない)


 そして目が覚めるとどうやらそこは辺境という人が住む地域からはるか遠く離れた場所。一緒にいたはずの幼馴染の姿は無く、代わりにいるのは記憶喪失した喋るカラス。記憶と幼馴染を探したいが周りは見渡す限り森が続いていて一人と一匹ただ日々をすごす。

 カラスとスローライフして暮らすもやっぱり幼馴染が諦めきれず探しに向かうことを決意。すっかり相棒のカラスを連れ森の中を八年歩き続けて(8年っ!?)ようやく人と遭遇。出会った男は城下街の酒場で働いており、事情を話すと情報収集に酒場を紹介してくれるとのこと。

 男とはぐれて立ち寄った村の洞窟で紆余曲折ありアーティファクト「(時の女神)アストレイアの天秤」を入手。村を出て、再会した男と街に到着。男の勧めで幼馴染を探すため男が働く街の酒場で働きながら情報収集することに。様々な依頼をこなすにつれ明かされるアーティファクトの能力、危険性、増える仲間と相棒(カラス)の謎。進展がない中働くうちに酒場の仲間とも仲良くなり第2の故郷となってきたとき、遂に幼馴染が見つかったという情報が!そして気づけば世界の命運さえかかった戦いに!

というのがごく序盤までのあらすじ。

・・・ごくごく簡潔にしたつもりだけどやっぱり長いね。自分が文章下手なのもあるがこれでオープニング+過程全部すっ飛ばした一章くらいの内容(これでも1/3くらいに削った)。最初は本質が見えてくる二章後半くらいまで書いてたけど長くなったし結構なネタバレになってたので是非ご自分の目で。一章一章に重みがあり一章を終えたら続きが気になりもう一章分見たくなり引き込まれる。このゲームは随時更新型だったので当時はエタらないよう祈りつつ更新を待つしかなく、今一気にプレイできるのは本当にありがたいこと。この小説のようなどんどんと先へ進みたくなるストーリーを追ううちに気づけば何十時間もかけていたことも。

その他の魅力

ここまでが目玉のストーリーの魅力紹介だったんだけど、だいぶ使って長くなっちゃってるので他の魅力はざっと雑に紹介

  • 画像や映像からわかるすげえきれいなグラフィック&CG

    背景は元々は写真でそれを加工してるとか
  • 素材を集めて多くの武器防具を作り強くなっていくハクスラSteam:ASTLIBRA Revision
  • 武器を鍛えて性能強化orスキルを入手
  • 便利なスキルと派手でかっけぇ必殺技
  • 強い効果ほど重いアイテムを皿に乗せつり合わせることで効果が高くなる天秤を用いた半永続バフやステータスツリー、武器防具含めた多彩な強化方法
  • 選べる難易度 簡単(敵ステは低いがdrop少ない)から地獄(苦行だがザクザク)、無理(無理)
  • 宝箱や謎解きなど探索要素

 

美しい魔物もたくさん
ここにはいないが(製品版で修正食らうほど)ものすごくエッッな(敵)キャラも

特徴的なのが豊富な強化システムによるハクスラ感かな。敵を倒すと経験値,gold,フォース,確率で素材,宝箱を落とす。経験値でレベルと武器の熟練度が上がり、フォースでステータスツリーを伸ばして奥義も入手。素材を集めて食べ物(天秤で強力な効果発動)を制作したり店で武器を購入。運よく宝箱が落ちて開けるとその時点の最強装備が入っていたり。ボスで詰まった時にふと思い出して強化すると意外と簡単に倒せて強くなったと実感するのがたまらない。

終わりに

 初めてのブログでよくわからず書いちゃったので魅力があんま伝わんなかったって人はたぶん他の人がもっと面白い紹介記事書いてるから一回ASTLIBRAを検索してくれ。そしてちょっとでも面白そうって思った人はフリーゲーム版を、プレイしてみて無料で遊べていいの?とか作者さんに貢献したいと思ったら是非製品版を(高いけど)。製品版はいわば完全版でストーリーの続きもみられる。

 最後偉そう&駆け足になったがただただ多くの人にプレイしてもらいたいと熱くなってしまった。(丁寧語もどっかから抜けてる。)ぜひプレイして感想をどっかに残してください。以上です!